電通インターナショナル 世界 64 ヵ国で、勘定残高の照合業務標準化を実現
ポール・ゴードン 電通インターナショナル グループファイナンスコントローラー
電通インターナショナルが抱えていた課題
電通インターナショナルはクライアント数 11,000 社以上、従業員数 46,000 人以上を擁するグローバル企業であり、決算業務は 64 ヵ国で 50 種類もの ERP を使用する複雑なものであった。照合業務のグローバルスタンダードがなく、経理担当者は複数のエクセルファイルを使って、各拠点独自の方法で照合を行っていた。また、月次決算の業務内容や進捗状況が可視化されておらず、グループ全体として、各国で行っている勘定残高の照合業務の透明性を高めたいと考えていた。
同社の経営陣は、グローバルスタンダードを確立し、自動化を進め、エラーが発生しやすい手作業を廃止する必要性を認識していたが、同社特有の複雑な会計業務に対する技術面での課題については現実的な懸念があった。複数の国や地域へのシングルインスタンス導入が短期間で実現できるのかという点や、言語の制約、地域ごとの些細な違い、グループ各社でばらばらな勘定科目などがネックになると考えられていた。
BlackLineの導入経緯
電通インターナショナルは、これらの課題に対して解決策を探るべく、決算業務に関連する複数のプラットフォームを調査・検証。その結果BlackLine を選択し、2015 年にオーストラリアとマレーシアで勘定照合とタスク管理を導入した。そして、2019 年には、同社のターゲットシステムアーキテクチャ(TSA)およびファイナンス・インプルーブ・トランスフォーメーション(FIT)に向けたロードマップの一環として、BlackLine をリニューアルした。
多数あるソリューションの中で、電通インターナショナル社がなぜBlackLineを選択し、どのような成果を出しているのか。
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企業情報
業界 | メディア、広告 |
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地域 | グローバル |
導入時期 | 2021年 |
ユーザー数 | Enterprise |
導入ソリューション | 勘定照合、タスク管理 |
業務上の効果 | •時間の節約 • 64 ヵ国での照合業務の標準化 • 可視性の向上 • 監査の簡素化 • グローバルな視点での業務の把握 • 帳簿に対する信頼性の向上 |