ファインシンター、経理が経営の羅針盤としての役割を果たし、 企業価値向上に貢献する業務基盤としてブラックラインを導入
ファインシンター、経理が経営の羅針盤としての役割を果たし、 企業価値向上に貢献する業務基盤としてブラックラインを導入
~常識にとらわれない業務改廃と標準化・効率化による働き方改革を推進、戦略的業務へのシフトとエンゲージメント強化~
クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、株式会社ファインシンター(本社:愛知県春⽇井市、代表取締役社⻑執⾏役員:山口登士也、以下「ファインシンター」)が、経理業務の標準化と効率化を実現するプラットフォームとして「BlackLine」を導入したことを発表します。
導入の背景
ファインシンターは1950年の創業以来、粉末冶金のパイオニアとして、自動車用部品や鉄道車両用部品および小型油圧機器を製造・販売しているメーカーです。主要顧客である⾃動⾞産業は100年に⼀度の⼤変⾰期を迎えていると言われ、気候変動などの社会課題への国際的な取り組みやAI・デジタル技術の急激な進化など、事業環境が⼤きく変動しています。その中で、ファインシンターは、基本理念「ものつくりを通し、すみよい社会と人々の幸せに貢献する」の実現に向け、「収益力強化」「競争力の強化」「事業構造変革」「ESG経営」を推進しています。
経理部には、経営の羅針盤として会社の収益力向上・競争力強化と事業構造変革等を強力にリード・サポートすることが求められ、更に電子帳簿保存法やインボイス制度などの法令対応や会計規則・開示対応など、業務の範囲や内容が大きくシフトしています。一方で、まだ決算処理をはじめとするルーティン作業のウェイトが高く、現状のままでは役割を果たせないという危機感から、デジタルテクノロジーの活用によって経理業務の標準化と効率化を実現し、戦略的な業務へシフトするためのプロセスの変革と人材育成が急務となっていました。
BlackLine導入の狙い
ファインシンターでは、こうした課題を解決するために、経理・決算業務においてグローバルスタンダードに合わせた業務プロセスを実現するべく、2022年8月、BlackLineの導入を決定しました。
BlackLine導入の主な狙いは以下の通りです。
・業務の標準化と効率化
業務の手順や個々の業務の属人性と必要なスキルの高低を整理し、業務プロセスの平準化と標準化を実現
・管理の高度化
ルーティンワークを削減し、経営の意思決定や事業部門への支援強化に人材をシフト
・働き方改革の推進
残業時間の削減や柔軟な働き方の実施、戦略的業務へのシフトなどにより働きがいのあるエンゲージメントの強い職場づくりを実現
プロジェクトのスケジュールと期待効果
・導入スケジュール:2022年10月~12月(2023年1月本番稼働済み)
・導入モジュール:タスク管理
・期待効果
-決算情報の一元管理による業務の標準化と効率化
-決算業務の可視化によるオペレーション上の課題の洗い出しと改善サイクルの定着化
-リモート決算、リモート監査を恒常的に実現し、柔軟な働き方を可能にする業務基盤の構築
株式会社ファインシンター 取締役常務執行役員 経理部長 小林努氏は次のように述べています。
「経理部門には、従来以上に経営戦略や事業のサポート機能を発揮することが求められる一方、決算を締めるための手作業やそのタスク管理など“作業”のウェイトが高く、マインドシフトの必要性を感じておりました。その出発点としてタスクの見える化により業務のムダを可視化し、更にムダを無くして、本来果たすべき“仕事”に集中できる体制への第一歩としてブラックラインの導入を決定しました。導入後初となる前期決算は、これまでに例の無い管理業務や検討業務をこなしながら、チームワークと相まって期限通りに締めることに貢献できました。更なる改善を続け、人にしかできない仕事に特化する世界に向け、メンバーが幸せを感じられるエンゲージメントの高い組織を目指し取組みを継続します。」
ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。
「ファインシンター様の経理業務の基盤としてBlackLineをいち早く採用いただき、高い期待を寄せて頂いていることを大変嬉しく思います。ファインシンター様の経理部が目指されている経営の羅針盤は、まさに弊社が実現を目指している“全ての経理財務が経営の羅針盤となる世界”と一致するところです。今後もファインシンター様の経理部門の人材価値の向上と、より働きがいのあるエンゲージメントの強い職場づくりに貢献してまいります。」
【株式会社ファインシンターについて】
ファインシンターは、粉末冶金の技術でお客様のニーズに応えます。製品企画段階から参画し、ジャストインタイム、グローバルな供給体制など、時代をリードする生産体制を構築することによって、お客様に満足していただける製品をタイムリーに、しかもリーズナブルなコストで提供しております。
■事業内容
国内外において自動車用部品や鉄道車両用部品を中心とした粉末冶金製品や医療機器等の油圧機器製品の開発・製造・販売を主要な事業としております。
■ホームページ
【ブラックラインについて】
ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、4,200社以上の企業、350,000を超えるユーザーに利用されており、特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。