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アサヒグループジャパン、グループ経理財務の攻めと守りの機能を強化する業務基盤としてブラックラインを稼働

アサヒグループジャパン、グループ経理財務の攻めと守りの機能を強化する業務基盤としてブラックラインを稼働

〜決算プロセスの可視化によって業務の最適化と統制強化を実現し、高付加価値業務へのリソースシフトを図る~

クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、アサヒグループジャパン株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:濱田賢司、以下「アサヒグループジャパン」)が、決算プロセスの可視化と統制強化を実現し、経理人材の育成と経理組織の高付加価値化を促進する業務基盤として、グループのシェアードサービス会社であるアサヒプロマネジメント(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:松岡徹、以下「アサヒプロマネジメント」)に「BlackLine」を導入し、稼働したことを発表します。

導入の背景 

アサヒグループジャパンは、アサヒグループにおいてアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品をはじめとする日本事業を統括する中間持ち株会社で、アサヒグループホールディングスの100%子会社です。アサヒグループジャパンの事業を取り巻く環境は、少子高齢化や健康志向の高まりに加えて、個々人の価値観の多様化、商品化のプロセスや商流におけるテクノロジーの進化など、様々な点において大きな変化を見せています。こうした環境の変化に対応し、企業価値の最大化を実現するために、アサヒグループジャパンでは、成長戦略、コスト戦略、サステナビリティ戦略を柱とする経営戦略を策定し、その実行を支える基盤強化として人的資本・組織機能の高度化とDXの推進に取り組んでいます。

アサヒプロマネジメントは、アサヒグループの経理や人事、総務など管理業務を受託するシェアードサービス会社で、経理領域においては、オフショアのBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)も活用し、管理業務の高度化や効率化に取り組んでいます。

しかし、経理組織のさらなる高度化が求められる中で、会計ルールの複雑化やオフショアゆえの管理の難しさなどにより管理工数は増加傾向にあり、また、BPOに委ねた領域のナレッジがグループ内に蓄積されない等の課題も顕在化しており、決算プロセスの可視化と進捗管理の効率化が大きな課題となっていました。

BlackLine導入スケジュールと狙い

アサヒグループジャパンとアサヒプロマネジメントでは、こうした課題を早期に解決するためには決算プロセスのデジタル化が有効と判断し、2023年12月に決算業務のプラットフォームとしてグローバルで実績のあるBlackLineの導入を決定しました。

BlackLine導入スケジュールと狙いは以下の通りです。
・導入会社:アサヒプロマネジメント
・導入モジュール:タスク管理
・導入スケジュール:2024年1月 プロジェクト開始、 2024年4月より本番運用開始

・狙い
決算プロセスの可視化と統制強化を実現し(守りの強化)、高付加価値業務へのリソースシフトを図る(攻めの強化)


・期待効果
 1) 決算プロセスの可視化
 ・決算の進捗状況の可視化による管理工数の削減と管理品質の向上
 ・リアルタイムでの可視化による決算タスクの遅延防止と迅速なサポート体制の整備
 ・統制環境の整備による誤処理や抜け漏れの撲滅
 2) 決算の関連情報の一元化
 ・業務に必要な情報へのアクセスコスト(工数・時間)の削減とコミュニケーションコストの削減
 ・業務ナレッジやノウハウの形式知化と集積
 ・監査のための資料準備や問合せ対応などの監査対応業務の効率化
 3) 1,2の実現による経理人材の育成基盤の整備と高付加価値業務へのリソースシフト

今後の展望として、自動化によって大きな効果が期待できる決算タスクにBlackLineを適用し、経理業務のさらなる効率化と迅速化を実現することを検討していますが、実施時期等は未定です。

 

アサヒプロマネジメント株式会社 代表取締役社長 松岡徹氏 は次のように述べています。

「弊社では『品質の安定を伴った業務の効率化』を取組みの方針としており、経理部門における決算業務の品質向上や効率化を進めるため、この度Blacklineを導入致しました。業務プロセスを記録し共有することで、業務の抜け漏れや属人化を防ぎ、現状の業務品質の安定を期待しています。更に事業会社毎の上流工程や下流工程の監査業務も含めた全ての決算プロセスが比較可能となり、業務プロセス全体の標準化が効率的に進められる環境が整ってゆくことで、本年度後半からは実際に標準化に向けた業務差異の分析に着手する予定です。各社の決算業務を最も効率的な業務フローで標準化出来れば、業務効率化の効果は最大となり、また担当者変更などによるヒューマンエラーの発生リスクも低下し、更に標準化・効率化された業務へのデジタルツールの導入も容易になります。業務標準化の重要性はこれまでも充分認識していましたが、実際に進める際には最初の可視化のステップがなかなか進みませんでした。ここにBlacklineが大きく寄与してくれることを期待しています。」

ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。

「アサヒグループジャパン様、アサヒプロマネジメント様に、経理組織の業務基盤としてBlackLineを採用いただき、稼働したことを大変嬉しく思います。世界経済の先行きの不透明感が一段と強まる中で企業はどう舵取りをしていくか、その一番重要な役割を担うのがCFOであり、経理財務部門の方々です。決算業務や関係会社間取引の照合・管理など、経理業務の中でも特に負荷の高い業務を可視化・標準化・自動化することで、より付加価値の高い業務に集中できる環境を整備することができます。これからも、経理部門の生産性の向上と人材価値の向上を果たすべく、アサヒグループの業務変革の進展に貢献して参ります。」

 

【アサヒグループジャパン株式会社について】

アサヒグループジャパン株式会社は、アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品をはじめとするアサヒグループ内の国内30社以上を統括する、中間持ち株会社です。アサヒグループ理念の「期待を越えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」実現の為、日本事業におけるサステナビリティやDXの推進、SCMの強化など、価値創造を加速させる取り組みを行い、日本における更なる事業成長並びアサヒグループの世界での飛躍を目指しています。

【アサヒプロマネジメント株式会社について】

アサヒプロマネジメント株式会社は、アサヒグループジャパン株式会社の100%子会社であり、国内グループ会社の経理、人事、総務、営業事務を受託するシェアードサービス会社です。グループ管理間接業務の集約化、効率化、標準化、デジタル化を推進し、生産性向上と業務品質向上を目指しています。

【ブラックラインについて】

ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、約4,400社の企業、385,000 を超えるユーザーに利用されており、特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。

【ご参考:BlackLineを構成する6つのモジュール】