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EPSホールディングス、グループの決算プロセスの 標準化を推進する業務基盤としてブラックラインを導入

EPSホールディングス、グループの決算プロセスの標準化を推進する業務基盤としてブラックラインを導入

〜決算プロセスの可視化と一元化によってグループの決算業務の標準化を推進し、経理業務の効率化と品質の向上を図る~

クラウド型経理業務変革プラットフォームを提供するブラックライン株式会社(日本法人:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑盛光、以下「ブラックライン」)は、EPSホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:厳 浩、以下「EPSホールディングス」)が、経理業務の効率化と品質の向上を実現し、グループの経営戦略を支える経理の業務基盤として「BlackLine」を導入したことを発表します。

導入の背景 

EPSホールディングスは、医療統計を基礎とするシステム会社として1991年に創業し、その後、CRO(開発業務受託機関)、SMO(治験施設支援機関)からCSO(医薬品販売業務受託機関)へとアウトソーシングサービスへと事業を拡大し、現在では医療機器や診断薬、健康食品、医薬品プロダクトビジネスなど、ヘルスケア産業全体に事業領域を広げています。EPSホールディングスグループを取り巻く環境は、創薬技術のパラダイムシフトやテクノロジーの急速な進歩などによって大きな変化を遂げつつあり、お客様の期待に応え、持続的な成長を実現するために、従来の枠組みを超えたヘルスケア産業全体のソリューションカンパニーを目指して事業を展開しています。

一方、経理部門においては、M&Aを含む事業領域の拡大、グループ内企業再編などのイベントが多く、グループの会計システムをタイムリーに標準化することが難しく、また、事業領域ごとの経理プロセスの違いが、グループ全体での経理業務の最適化を図る上で阻害要因となっていました。しかし、限られたリソースでグループの持続的な成長を支えるためには、経理業務の効率化と業務品質のさらなる向上が必要であり、その前提となるグループの経理プロセスの標準化が急務となっていました。

BlackLine導入の狙い

EPSホールディングスでは、こうした課題を早期に解決するために、2024年5月、決算業務のプラットフームとしてグローバルで実績のあるBlackLineの導入を決定しました。

BlackLine導入の主な狙いは以下の通りです。

①グループ共通の経理業務基盤の構築
グループの会計システムの共通化を前提とせずに、グループ共通の経理業務基盤を構築し、決算プロセスの標準化を実現する。

②決算業務の属人化の解消と管理業務の効率化
決算プロセスの可視化と関連情報の一元化によって標準化を推進し、属人化の解消と管理業務の効率化を図る。

③決算業務の効率化と精度向上
業務プロセスのデジタル化によって手作業を最小化し、煩雑で業務負荷が高い経理処理を中心に自動化を進めることで、業務の大幅な効率化と業務精度の向上を図る。

プロジェクトのスケジュールと期待効果

・導入対象会社:イーピーエス株式会社およびグループ会社1社

・導入モジュール:タスク管理、勘定照合

・導入スケジュール:2024年5月プロジェクトスタート、2024年9月より試行運用開始

・期待効果
 -決算進捗のリアルタイムでの可視化による管理工数の削減と管理品質の向上
 -統制環境の整備による誤処理や抜け漏れの撲滅
 -業務負荷の可視化による決算タスクの遅延防止と担当者間の負荷の平準化
 -各担当者のナレッジやノウハウの可視化と共有による業務標準化の推進と業務改善の促進

今後の展望として、導入モジュールや適用業務の拡張による経理業務の大幅な効率化や、上記以外のグループ会社への展開によるグループ全体での経理業務の標準化と統制強化を推進することを想定していますが、時期については未定です。

EPSホールディングス株式会社 管理本部 財務会計センター長 浅野晋也氏は次のように述べています。

「当社は創立30周年を迎えた2021年、これまで以上に機動的な経営体制とするためにMBOを実施し、既存事業の枠を超え、患者・アカデミア・医療機関・製薬会社の皆さまに新しい価値を提供するために現在改革を進めております。

事業部門のみならず、管理部門においても、シェアードサービス、BPOサービスの導入やDXの推進など、各種改革を進めておりますが、今回のブラックライン導入をグループ決算業務の効率化、透明化、内部統制強化の中核と位置づけ、更に改革のスピードアップを図っていきたいと考えています。」

ブラックライン株式会社 代表取締役社長 宮﨑盛光は次のように述べています。

「EPSホールディングス様が、経理業務の基盤としてBlackLineを採用いただいたことを大変嬉しく思います。世界経済の先行きの不透明感が一段と強まる中、経営の羅針盤を担う経理財務部門への期待はますます大きくなっており、デジタルを活用した業務変革はもはや避けて通れません。BlackLineは複数のERPや会計システムと連携し、グループで会計システムの統一が困難なお客様の経理業務の標準化を数多くご支援してまいりました。これからも、経理部門の生産性の向上と人材価値の最大化を実現すべく、EPSホールディングス様の業務変革の進展に貢献してまいります。」

【EPSホールディングス株式会社について】

1991年の創業以来、CROのパイオニアとして開発から育薬、マーケティング、販売、コンサルテーションなどのソリューションに加え、ビッグデータ&AI、再生医療などへの取り組みで、製薬・医療機器関連企業、病院・クリニック、アカデミアへ新しい価値を提供するヘルスケア・ソリューション・プロバイダーです。2021年からは創薬セグメントを立ち上げ、アカデミアおよび国内外のバイオベンチャー発シーズの臨床開発支援、および国内外でのマーケティング支援事業を開始いたしました。詳しくはhttps://www.eps-holdings.co.jpをご覧ください。

【ブラックラインについて】

ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、約4,400社の企業、385,000 を超えるユーザーに利用され、日本国内でも100社以上に導入されています。特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。

【ご参考:BlackLineを構成する6つのモジュール】