お知らせ

ホーム > お知らせ > ブラックライン、業界初AIを活用した会社間取引管理ソリューションを発表

ブラックライン、業界初AIを活用した会社間取引管理ソリューションを発表

ブラックライン、業界初AIを活用した会社間取引管理ソリューションを発表

会社間予測ガイダンスは、取引の作成誤り、およびそれに伴う手戻の発生を減らすことで、会社間取引に関するプロセス全体の効率化を実現

ロサンゼルス発 - 2023年9月12日 - デジタル・ファイナンス変革のリーダーであるBlackLine, Inc.(Nasdaq:BL、以下ブラックライン)は、さらなるイノベーションで業界をリードする、初のAI対応会社間取引管理のソリューションを発表しました。取引の作成誤りを未然に防ぎ、会社間取引に関するプロセス全体で費やされる時間とリソースを最小限に抑えるよう設計された「会社間予測ガイダンス」は、BlackLineの会社間取引管理ソリューション・ファミリーに組み込まれます。

この業界初の機能は、多くの経理財務部門の負担となっている会社間取引(毎月数千万件の取引が行われ、その取引額は企業の財務諸表上の売上高の10倍に達することもあります)の処理に関連した課題に取り組むものです。これらの取引の多くは、国境や通貨、ERP(基幹システム)を超えて行われます。このような会社間取引特有の複雑さに加え、手作業のミスによる取引計上の誤りや漏れが加わると、会社間取引の課題は組織にとって無視できない問題となる。障害が発生すると、相手先への請求やインボイス発行、内部取引照合、債権債務の決済処理に遅れが生じ、会社間取引業務において多くの時間、非効率な作業、担当者のフラストレーションが生じてしまいます。

BlackLineの会社間予測ガイダンスは、機械学習モデルに基づいて構築された人工知能(AI)を使用して、会社間取引データを分析します。適用されたAIは、取引が計上される前に、どこで問題が発生し、決算プロセスやデータの正確性にリスクをもたらす可能性があるかを予測します。リスクの高い取引をハイライトし、リスク要因を説明し、即座に修正が可能な箇所を経理チームに示し、将来の取引に関するガイダンスを提供します。会社間予測ガイダンスを使用することで、企業は会社間取引における誤りを劇的に減らし、場合によってはなくすことができ、大幅な時間とコストの削減を実現することができます。

ブラックラインの創業者であり共同CEOであるテレース・タッカーは、次のように述べています。

「皆様にBlackLineの会社間取引管理ソリューションとして、この業界初の機能を提供できることを大変嬉しく思います。会社間予測ガイダンスはAIの力を活用し、経理財務部門の方々が日々直面する課題を解決し、より戦略的な業務に集中できるように支援いたします。」

HFSリサーチのチーフ・ストラテジー・オフィサーであるドン・ライアンは、以下のように述べています。

「会社間取引の照合は、その大量のデータ、頻繁なデータの不整合、多大な管理作業と手作業、長いリードタイム、厳格な内部統制と法規制リスクにより、ほとんどの経理チームを多大な負荷をかけています。BlackLineの会社間予測ガイダンスのようなAIソリューションを使用してエラー率を削減することで、あらゆる規模の企業において、大幅なコスト削減と財務諸表の信頼性向上につながります。」

会社間予測ガイダンスは、まずは会社間取引における経営指導料、出向社員の立替費などの営業外の取引を管理・自動化するBlackLineの営業外取引作成のソリューションで利用可能となります。この動きは、CFOオフィス(経理財務部門)が直面する課題に対して、経理業務変革プラットフォームの提供を通して、実質的な解決策を提供するという同社の戦略のひとつであります。

BlackLine 会社間予測ガイダンスは、2024年に一般のお客様へご提供可能になる予定です。また、ブラックラインは現在、ご興味のあるお客様への先行導入をご案内しています。詳細については、https://www.blackline.com/solutions/intercompany-financial-management/non-trade/ をご覧ください。

本プレスリリースは本社が9月12日に発表したものの日本語翻訳版となります。原文はこちらをご覧ください。 

【ブラックラインについて】

ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、4,200社以上の企業、350,000を超えるユーザーに利用されており、特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。