ブラックライン、2024年第4四半期および通期決算を発表
ブラックライン、2024年第4四半期および通期決算を発表
ロサンゼルス2025年2月11日 (GLOBE NEWSWIRE) -- BlackLine, Inc. (Nasdaq: BL)は本日、2024年12月31日を期末とする第4四半期および通期の決算を発表しました。
ブラックラインの共同最高経営責任者(CEO)であるオーウェン・ライアンは、次のように述べています。
「先日のユーザー向けカンファレンスとイノベーションの加速がBlackLineに勢いをもたらしていると考えています。Studio360 の展開、公共分野でのビジネスチャンスの拡大、業種別戦略の拡大など、Investor Day で発表した主要な取り組みが進行しています。私たちのビジョンを完全に達成するには、前途多難であることは把握していますが、私たちの戦略的投資は将来の成長のための強固な基盤を築いています。」
また、ブラックラインの共同最高経営責任者(CEO)であるテリース・タッカーは、次のように述べています。
「CFOの進化するニーズに焦点を当ててイノベーションを展開することで、新たな市場機会を開拓し、戦略的な地位を強化し続けています。当社のStudio360プラットフォームとAIを活用したソリューションや機能を通じて、顧客に焦点を当てたイノベーションを提供することで、当社の財務業績と顧客の財務・経理組織全体の業務効率化を促進できると確信しています。」
【2024年第4四半期財務ハイライト】
- GAAPベースの総収益は1億6,950万ドルで、2023年第4四半期比9%増。
- GAAPベースの営業利益率は3.7%(2023年第4四半期は8.2%)。
- 非GAAPベースの営業利益率は18.1%(2023年第4四半期は24.8%)。
- BlackLineに帰属するGAAPベースの純利益は5,640万ドル(希薄化後1株当たり0.79ドル)、これに対して2023年第4四半期のBlackLineに帰属するGAAPベースの純利益は2,210万ドル(希薄化後1株当たり0.32ドル)。
- 2023年第4四半期のBlackLineに帰属する非GAAPベースの純利益5,150万ドル(希薄化後1株当たり0.69ドル)に対し、BlackLineに帰属する非GAAPベースの純利益は3,460万ドル(希薄化後1株当たり0.47ドル)。
- 営業キャッシュフローは、2023年第4四半期の4,220万ドルに対し、4,380万ドル。
- フリーキャッシュフローは3,650万ドル(2023年第4四半期は3,530万ドル)。
【2024年通期財務ハイライト 】
- GAAPベースの総収入は6億5,330万ドルで、2023年から11%増加。
- GAAPベースの営業利益率は2.8%、2023年は2.4%。
- 非GAAPベースの営業利益率は19.4%(2023年は16.5%)。
- BlackLineに帰属するGAAPベースの純利益は1億6,120万ドル(希薄化後1株当たり1.45ドル)、これに対して2023年のBlackLineに帰属するGAAPベースの純利益は5,280万ドル(希薄化後1株当たり0.81ドル)。
- 2023年のBlackLineに帰属する非GAAPベースの純利益1億4,520万ドル(希薄化後1株当たり1.96ドル)に対し、BlackLineに帰属する非GAAPベースの純利益は1億6,210万ドル(希薄化後1株当たり2.18ドル)。
- 営業キャッシュフローは、2023年の1億2,660万ドルに対し、1億9,080万ドル。
- フリーキャッシュフローは、2023年の9,900万ドルに対し、1億6,400万ドル。
【第4四半期の主要指標と最近の事業ハイライト 】
- BlackLineの2024年12月31日現在の顧客数は合計4,443社。
- 2024年12月31日時点のユーザー数を397,477人に拡大。
- 2024年12月31日時点で、ドルベースの純収益維持率102%を達成。
- Studio360 プラットフォームを立ち上げ、CFO オフィス向けに将来対応可能な財務業務を推進。
- 2024年のIDC MarketScapeにおいて、企業向け世界の売掛金自動化アプリケーションのリーダーとして評価される。
- 2024 Tech Ascension Awardsにおいて、最も革新的なFinTechソリューションに認定。
- スチュアート・ヴァン・ホーテンをチーフ・コマーシャル・オフィサーに任命。
- Philippe Omer-Decugisをシニア・バイス・プレジデント兼ヨーロッパ担当ゼネラル・マネージャーに迎える。
- BeyondTheBlackにて2024年近代会計賞受賞者を発表。
- BlackLineの最高財務責任者の退任予定と後任を発表。
本プレスリリースに含まれる財務結果は暫定的なものであり、最終的な見直しが行われる可能性があります。決算はBlackLineが当該期間の年次報告書(Form 10-K)を提出するまで確定しません。BlackLineの非GAAP財務指標の使用に関する情報は、以下の 「非GAAP財務指標の使用 」に記載されています。
【業績見通し ー 2025年第1四半期 】
- GAAP基準の総収入は1億6,600万ドルから1億6,800万ドルの範囲になると予想される。
- 非GAAPベースの営業利益率は16.5%から17.5%の範囲となる見込みです。
- BlackLineに帰属する非GAAPベースの純利益は2,800万ドルから3,000万ドル、希薄化後の加重平均発行済み株式数7,770万株で1株当たり0.36ドルから0.39ドルの範囲になると予想される。
【業績見通し ー 2025年通期 】
- GAAP基準の総収益は6億9,900万ドルから7億500万ドルの範囲と予想される。
- 非GAAPベースの営業利益率は21.0%から22.0%の範囲となる見込みです
- BlackLineに帰属する非GAAPベースの純利益は1億5,500万ドルから1億6,500万ドル、希薄化後の加重平均発行済み株式数7,850万株で1株当たり1.97ドルから2.10ドルの範囲となる見込みです。
BlackLineに帰属するnon-GAAP当期純利益およびBlackLineに帰属するnon-GAAP1株当たり当期純利益の業績ガイダンスには、買収に起因する(利益に課税される)所得税、取得した無形資産の償却、株式報酬、債務の割引および発行費用償却、条件付取得対価の公正価値変動額、買収関連費用、償還可能非支配持分の償還額への調整、および転換型シニア債の消滅に由来する損失の影響額は含まれていません。BlackLineに帰属するnon-GAAP当期純利益およびBlackLineに帰属するnon-GAAP1株当たり当期純利益のガイダンスと最も直接的に比較可能な米国GAAP指標へのガイダンス、あるいはBlackLineに帰属する当期純利益(損失)およびBlackLineに帰属する1株当たり当期純利益(損失)に対する調整は、BlackLineに帰属するnon-GAAP当期純利益(損失)およびnon-GAAP1株当たり当期純利益から除外する費用が予測困難かつ複雑であることから、見通しベースでは不当な努力なくしては入手不可能です。当社は、上記の変動が将来のBlackLineに帰属するGAAP純利益(損失)およびBlackLineに帰属する1株当たり純利益(損失)に重大かつ予測不可能と思われる影響を及ぼす可能性があると予想しています。
本リリースは2月11日に本社が発表したものの翻訳版となります。原文はこちらから。
【ブラックラインについて】
ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。世界130か国以上、約4,400社の企業、39,000 を超えるユーザーに利用され、日本国内でも100社以上に導入されています。特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。また如何なる環境でも持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データが可視化されることで、ガバナンス強化や経営の意思決定の迅速化に貢献します。詳しくはwww.blackline.jpをご覧ください。